3歳、4歳の自転車選び 一番軽くて走りやすい14インチを探す
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- 1. ストライダーなどのキックバイクを卒業して3~4歳の幼児向け自転車の中から、我が子に一番乗せたいと思うモデルを選びました。
- 2.
- 3. いつ自転車を買うのが良い?
- 4. ストライダー(キックバイク)は練習に必須か?
- 5. ブレーキは必要
- 6. 3~4歳 14インチ自転車選びの結論
- 7. ライトウェイZIT14
- 8. 理想の14インチ自転車のチェックポイント
- 9. 各社の14インチ幼児自転車比較
- 10. ライトウェイジット14
- 11. 番外編海外で売っている高性能14インチ自転車
- 12. 14インチの自転車をネットで買うか、店で買うか
- 13. ネット通販で買った人の声
- 14. 本当に乗りやすい自転車にするためにはプロの技術が必要。
ストライダーなどのキックバイクを卒業して3~4歳の幼児向け自転車の中から、我が子に一番乗せたいと思うモデルを選びました。
娘は2歳~3歳はストライダーで過ごしました、その後自転車の練習を始めたくて乗りやすい自転車を探しました。
16インチはまだ乗れない身長なので、14インチサイズに絞って選定。
自分自身がロードバイクやMTBに乗るので、見た目やギミックよりも自転車としての走行性能を重視して選んでいます。
なぜ14インチか?
一般的に幼児自転車は12、16、20というサイズ展開です。
大手ブリヂストンの展開を見ても14インチはマイナーです。
身長が100cmあれば16インチでも乗ることはできますが、これは補助輪装着が前提です。
16インチで身長100cmだと足が地面に届かずに、補助輪無しで乗ることはできません。
せっかくキックバイクで補助輪不要で乗れるのに退化してしまいますし、機動力も無くなって自転車に乗ることが楽しくなくなってしまいます。
一度補助輪つきに乗ってしまうと、怖がって外すのが大変なので補助輪無しで乗れるサイズが大事です。
身長100cmで足が地面について、3歳になったらストライダーからスムーズに自転車に移行できるサイズが14インチなのです。
ファーストバイクは欲張って大きなサイズを無理やり買うのではなく、ピッタリサイズの自転車を買ってあげるのが、楽しく自転車練習をするための絶対条件です。
いつ自転車を買うのが良い?
自転車を子供に買ってあげるのは誕生日か、4月の入園などのタイミングが多いと思います。
一番良い購入タイミングは子供が自転車に興味を持ったタイミングです。
周りのお友達が乗り始めると、親は焦って買おうとしてしまいますが、一番良いのは本人が自転車乗りたい!という時で、体格も運動能力も出来上がってきてからにしましょう。
あまり早く練習させると、親も大変ですし、子どもも自転車が嫌になってしまいます。適切な成長段階で、軽い自転車に乗せてあげれば、ストレス無くすぐに乗れるようになります。
身長が95cmを超えたぐらいから14インチの自転車選びが始まります。
男児の成長曲線だと、3歳の誕生日を迎えた時点で半分が身長93cmぐらいになっています。14インチの自転車に補助輪無しで乗ろうとすると、サドルが低めに設計されている自転車であれば身長95cmぐらいあれば乗れますので、まだ7割の子どもは身長的に厳しいです。
3歳6か月になれば、75%の子どもがこの95cmラインを超えているので、14インチの自転車を買う月齢としては、3歳6か月~4歳ぐらいが丁度よいでしょう。
それまではストライダーで引っ張っても良いですし、何も乗らずに14インチから車輪デビューも良いでしょう。
ストライダー(キックバイク)は練習に必須か?
自転車の練習にはストライダーが良いと言われますが、運転技術の向上に役立つのは間違いありません。ストライダーに乗っていれば、ペダル付きの自転車への移行もスムーズです。
ただ、14インチに乗れそうな身長になってから、練習のためにストライダーを買う必要は全くありません。お金の無駄です。2歳の時におもちゃとして買うなら良いです。
最初は14インチの自転車をキックバイクとして使うのがおすすめ。自転車店で買えば、ペダルやクランクを外してもらえますので、キックバイクモードにすればストライダーと同じ状態で練習ができます。
ブレーキは必要
3歳や4歳の時にブレーキを使う習慣が付いてないと、いざ行動に走りに行った時にとても危険です。 14 インチ の自転車にも 子供が握りやすいブレーキはしっかり装備しているものを選びたいです。 ママチャリと同じような安いブレーキだと子供の力ではうまく握れずになかなか止まることができませんまるクロスバイクと同じ V ブレーキを装備している自転車がおすすめです
3~4歳 14インチ自転車選びの結論
ヨツバサイクルかライトウェイのZITが理想の14インチ自転車です。
ヨツバサイクル ゼロ14
大人用と同じしっかりしたフレームとペダルハンドルで自由自在にコントロールが可能です。
さらにブレーキが前後Vブレーキでブレーキレバーも握りやすい。
重量は6.9kgとストライダー14に比べて重めではありますが、ペダルがしっかり回せる仮設ではないことを踏まえると、重量差は許容範囲です。
値段は3万円と高めですが、自転車の専門店が組み立ててくれるので1日かけて中途半端な組み立てを素人がやることを考えると、通販で2万円の自転車を買って自分で組むより、むしろ安いです。
ライトウェイZIT14
日本で断トツ一番軽い14インチの自転車です。
3歳からでも乗れるシートの低さも魅力です。
理想の14インチ自転車のチェックポイント
各社が販売している14インチ4歳児向け自転車を比較しながら自分が一番買いたいモデルを探します。
まともに漕げるか?
12インチのサイズではメジャーなストライダーやへんしんバイクはペダル後付け式の14インチや16インチモデルを販売しています。
12インチだとキックバイクとして使用する期間が長いので、ペダル後付けでも良いのですが、14インチだとキックバイクと使用するのは1週間程度、その後は自転車としてペダルをつけて走るのが普通です。
ペダル後付け自転車のデメリットは取り付け部分の強度と剛性です。
子どもとは言え、体重を乗せて何千回も上下運動を支える部分はかなりの強度が必要とされます。近所で使っている人も異音がする、チェーンが曲がって脱落する、スムーズに走れないなどのトラブルがあるので、本格的な自転車として使うには厳しい印象です。
ペダルを回せるようになるための一瞬のためだけに駆動系を取り外しできる必要性は全く感じません。駆動系を取らなくても、ペダルを取るだけでほぼ同じようにキックバイクと同じ状態に出来ます。自分でも簡単にできますし、買った自転車店でお願いすることもできます。
軽いか?
重量は楽しく乗るために超重要です。
ストライダーのペダル付きで6.5kg。
子どもの体重が10キロとして大人の5分の1。
比率としては大人自転車の5分の1だと理想ということですが、実際は大人のクロスバイクが11キロ程度で、14インチの一般的な自転車は11kg・・・・いやいや体重5分の1の子供が同じ自転車に乗るとか無理ですね。
2キロぐらいの自転車があれば良いのですが、さすがに無理そうです。
普通の14インチ自転車は11.5kg。20000円
へんしんばいく14サイズで8kg 22000円
ストライダー14サイズで6.5kg 24500円
そこそこ軽いノイズバイク14で8kg 25000円
軽量なヨツバサイクル14で6.9kg 30000円
さらに軽量なライトウェイZIT14で5.8kg 36800円
重量だけでと価格のバランスで選ぶならストライダー14ですが、ペダルが簡易取り付けタイプなのと、ブレーキもイマイチなので、軽さだけでなく、肝心の走行性能も一緒に考える必要があります。
ライトウェイのZIT14の軽さは頭一つ抜け出てますね。
故障しないか?
安全に乗れるかどうかは、自転車屋さんで組んでもらえるかどうかが重要です。
ネット通販で買える14インチ自転車はたくさんありますが、安全に乗れるように組み立てるには専門知識が必要になります。ストライダーのようなキックバイクだとハンドル固定すれば終了ですが、ブレーキもギアもある自転車だとハードルが高いです。
自転車店の店員でも1台組むのに1時間近くかかるので、素人だとおっかなびっくりで1日作業です。そして組付け方法を間違えて後悔します。
通販14インチ自転車を買った時のトラブルパターン。
・走っていてハンドルが抜けた。
・ワイヤーが抜けてブレーキが効かなくなった
・ハンドルが曲がって固定できない
・ブレーキが効いたままで走れない
・チェーンが外れる
・ベアリングが締まりすぎでペダルが重い
・ブレーキレバーが遠くて握りにくい
・車輪が外れた
大事な子供を乗せるにあたっては、自転車屋さんで組み立ててもらった物を乗せたいですね。買った後で調子が悪くなってもしっかり修理してくれます。
安全に止まれるか
子どもが確実にブレーキをかけられるかは、とっても大事です。
ブレーキ性能を左右するのはレバーとブレーキ本体の2つ。
ロードバイク、クロスバイクに複数台乗ってきたので、ブレーキは前後Vブレーキはマストです。
ほとんどの幼児自転車はキャリパーブレーキとリアはバンドブレーキの組み合わせですが、子供の握力だと性能不足です。思いっきり握らないと止まらないので、坂道は特に危険です。
ブレーキは自分の握力の半分ぐらいで最大の制動力になるぐらいが丁度よいです。
クロスバイクにも使われるVブレーキが14インチの自転車にもマスト。
各社の14インチ幼児自転車比較
ケッターサイクル14
んー、名前がイマイチ・・・・ダサい。
価格20000円
鉄フレームで重量は9.1kgと重い。
超長期間乗れるようにするため、シートアングル(サドルがささるフレームの角度)をかなり寝かせています。こうすると身長が伸びるとサドルとハンドルの距離が伸びるので、大きくなっても乗り続けることができます。
確かに上半身的には良いのですが、問題はペダルの位置が前過ぎることです。特に乗り始めのタイミングはペダルが前過ぎて軽くしかペダリングできません。買い替え頻度を節約するには理想的なシステムですが、軽快に楽しく走るには向いていません。
ブリヂストン エコキッズ14
スタンダードな14インチ幼児用自転車です。
カゴも泥除けもキャリアも付属していますが、上の娘が14インチに乗っていた時は全く不要なパーツでした。
カゴにモノを入れると操作性が悪くなって乗りづらくて危険です。そもそも雨の日は自転車に乗らないので泥除けも不要。キャリアも使い道はありません。
重量11.2kgとかなーり重いので対象外ですね。自転車店で組み立ててもらえる点は安心です。
価格24000円
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トイザらす RAISE アルバニー14
おもちゃ屋のトイザらスで買える14インチの自転車。
お値段9999円と次のデカトロンと同じで14インチ最安値クラス。
鉄フレーム+オプションてんこもりなので重量12kg。
トイザらス トミカ14インチ
トミカ好きならこれ一択なのでしょうが、そうではないので13kgと重いだけ。
お値段17599円。
デカトロン BTWIN14
デカトロン(Decathlon )はフランスのスポーツ用品会社で、自社ブランドで低価格を徹底追及しています。
14インチのBTWIN14も価格はなんと9900円。
んーーーーん、安い、安すぎます。しかも重量8.4kgと軽い。鉄フレームで補助輪付属でこの重量は何か間違っているでしょう。
フロントブレーキは制動力の高いVブレーキですが、リアはバンドブレーキなので候補外。
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Nois KIDS 14
カッコ良い子供自転車や子供乗せ自転車、実用的なカーゴバイクなど、理想のもの、無いものを作ってしまうことから始まった、東京・府中発の自転車ブランド「NOiS」
日本ブランドなので、14インチサイズも展開しています。BMXタイプのハンドルなのでのんびり走るにはよさそうです。
重量は8kgとなっていますが、こちらのブログによると実際は8.8kgもあるようなので、けっこう重めです。
最初から補助輪もキックスタンドも付属するのですが、うちはキックバイクを乗っているので補助輪不要ですね。
NEMO14
通販専用の安い14インチ自転車。
価格は13800円、3850円を払うと組み立ててもらえるそうです。
デザインはけっこうかわいくて好きです。女の子でも男の子でも行けそうです。
鉄フレーム、鉄フォークなので10kgと重いですね。
へんしんばいく14X
へんしんばいくは12インチではメジャーですが、ペダルバイクとしては仮設のペダルは耐久性や故障が不安です。
ブレーキも前がキャリパー、後ろがバンドブレーキなので制動力はイマイチ。
重量面では8kgと比較的軽量で、価格も22000円なのでお手頃。
軽く自転車の練習をするために買うならこれもありですね。
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ストライダー14Xはどうか?
キックバイクの代名詞、ストライダーの14インチモデルです。
後からペダルを取り付けることもできます。
重量はかなり軽くて仮設ペダルありで6.5kgです。
価格も24000円と軽さを考えるとお安い。
へんしんバイク14でも書きましたが、ボルト1本で全体重を支えるペダルを取り付けるのは無理があるります。漕ぐと揺れる上に、緩んできます。ストライダーレースでキックバイクメインとして使うなら良いですが、すぐに自転車に乗れるようになるので勿体ないです。
ヨツバサイクル ゼロ14
最初でもお伝えしましたが、ヨツバサイクルのヨツバゼロ14が4歳の自転車としては理想です。
大人用と同じしっかりしたフレームとペダルハンドルで自由自在にコントロールが可能です。
さらにブレーキが前後Vブレーキでブレーキレバーも握りやすい。
重量は6.9kgとストライダー14に比べて重めではありますが、ペダルがしっかり回せる仮設ではないことを踏まえると、重量差は許容範囲です。
値段は3万円と高めですが、自転車の専門店が組み立ててくれるので1日かけて中途半端な組み立てを素人がやることを考えると、通販で2万円の自転車を買って自分で組むより、むしろ安いです。
ライトウェイジット14
36800円と価格は高めですが、重量が5.8kgと日本で売っている14インチの中で断トツで軽いです。
日本人が自分の子どものために作ったというこだわりのプレミアム幼児車ですね。
軽さの理由は軽量はフレームに他社では鉄を使用している部分をアルミを積極的に採用している所。
大人の6万円クラスのクロスバイクでしか採用されないアルミフォークを使っているのは驚きです。
5
カラーもオシャレで、シンプルなデザイン。特にベージュがかわいいですね。
開発者のこだわりインタビュー記事はこちら
自転車が大好きな子どもを増やしたい! 自転車で冒険して欲しい!自分の力で遠くに行けた自尊心を高めてほしい!
そんな父としての想いからジットの開発をスタートしました。
実は自分の娘に最高の自転車をプレゼントしたい! というのが個人的な裏目標でもあります(笑)
サイクルショップエイリンの記事はこちら
ストライダーを卒業した後、自転車に乗れないお子様も実は多くて、その原因がストライダーが軽量過ぎて通常の自転車との重量さに慣れることができないとされています。
「10kgクラスの慣れない乗り物」は小さなお子様にとってハードルが高いのは当然です。それは、ストライダーに乗ったことがなかったとしても、同じだと考えられます。
「自転車って楽しいモノ」って思ってもらわないと練習って捗りませんよね!軽量なキッズバイクはそれを後押ししてくれます。
ポタリングの記事はこちら
‼︎すぐにペダルがこげる‼︎ジオメトリー(フレーム設計)を工夫し大きなサイズでもサドルを低く設定できるようになり足がつきやすく、背が伸びてもながくのれる!さらにクランクも短いものを採用して初めてペダリングするお子さんでもすぐに上手く回せるようになりますよ!
子供用スポーツ自転車で心配なチェーン
他の幼児車はチェーンが全部おおわれているのに、ヨツバサイクルは出ています。
指がチェーンに挟まれて危ないからだと思うのですが、個人的にはその必要性は感じません。
4歳になれば危ないと教えればやりませんし、万が一手でギアを回している時に挟んでも痛いだけで重症になることもありません。
独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センターの平成25年のレポートを見ても、幼児がギアに巻き込まれた事故はゼロです。万が一を考えてメーカーはつけているのだと思いますが、経験上特になくても問題無いです。
番外編海外で売っている高性能14インチ自転車
日本では買えませんが、海外では高性能な14インチバイクもあるのでご紹介。
フロッグバイク14インチ
アルミフレーム、アルミフォークで重量6.4kgとかなり軽量。
前後もVブレーキで隙がありません。
カラーリングも豊富でヨツバサイクルに無い色が選べます。
元々ヨツバサイクルを販売しているダートフリークが輸入していたようですが、現在は買えないようです。
Voom2 14inch
重量は5.08kgと驚くほど軽量な14インチバイク。
かなり軽いです、販売している自転車の中では最軽量クラス。
Islabikes cnoc14
こちらの14インチバイクも5.2kgと超軽量。
軽量なアルミフレームに1インチの鉄フォークですが、かなり軽く仕上げています。
タイヤが1.3と結構細めなのも軽さに効いているようです。
アルファワン 14インチ alpha-one
こちらも重量6.5kgと超軽量。
見た目もシンプルでカッコよいです。アルミの質感がそのままフレームのカラーになっているの良いですね。
前後Vブレーキです。価格も359ドルと悪くないです。
世界を探せばよい自転車がたくさんありますが、日本にもヨツバサイクルやライトウェイのZITがあります。
14インチは軽くて、しっかり停まる、ライトウェイのジットかヨツバサイクルがおすすめです。
14インチの自転車をネットで買うか、店で買うか
自転車を専門店で買う場合は、ネットでもお店でもどちらでも買えることが多いです。
例えばライトウェイのZITはお店でも楽天でも購入することができます。
逆にネット専門の自転車の場合はお店で買えません。
お店で自転車を買う場合はもちろん整備士の人が丁寧に組み立ててくれますが、ネットで買った場合は工場で仮組みされただけなので、調整を全て自分でする必要があります。
変速機がないので、大人のクロスバイクよりは組み立てが簡単ではありますが、まずこれだけの梱包材と段ボールが出てきます。
https://www.youtube.com/watch?v=UAZ57-c5ut8
特に大変なのがブレーキ調整です。通販で買って組み立てできなくてお店に有料で依頼する人はこのあたりで挫折します。
工場の組み立ては仮なので、BBの締め付けがきつすぎてペダルの回転が異常に重かったりすると、3歳の子どもにとっては乗ることさえ難しくなります。
BBの玉あたり調整は専用工具が必要なので、家ではできません。困ってお店に頼むと、調整一式で5000円~1万円ぐらいかかります。
ネット通販で買った人の声
「機械に詳しくないので、大変苦労して、自信が無いので公道を走らせるのは怖い」
「ブレーキが機能しない」
「動画で見ても分からない、ボルトが折れた」
「自転車の知識がないとできない」
など、3歳、4歳の自転車であっても普通の人には組み立ては難しく、1日かけても終わらず、自転車屋さんに駆け込むことになる人が8割ぐらいいます。バイクや自転車が好きなお父さんがいる場合以外はやめておいた方がよいでしょう。
本当に乗りやすい自転車にするためにはプロの技術が必要。
例えば専門店のぽたりんぐうだと、自転車を組み立てるためにこんなことをしています。
https://blog.goo.ne.jp/potteringood/e/b1149970df5be390d3e33c1b374a3495
ホイールのバランス取り。フレ取りとも呼ばれます。工場では機械でざっくりとホイール組をしているので、回転させるとホイールがユラユラゆれます。
それを真っすぐにするのがプロの技。振れ取り台を使って、スポークの引っ張り具合を調整するので、かなりの経験が必要になる作業です。
お店で買ったら無料でやってくれます。
ブレーキのセッティングも細かくやってくれます。
左右のバランスはもちろん、ブレーキの当たり面の研磨もやっています。
ブレーキレバーの引きしろ調整は安全に乗るために必須なので、こちらも子供の手のサイズに合わせてフィッティングしてくれます。
各部のグリスアップもやってくれます。工場ではグリスが無くて抵抗が大きいケーブルなどを潤滑剤を塗って、スムーズな動きにしてくれます。しっかりグリスアップされた自転車は1年後も状態よく乗ることができます。
お店でプロがこの作業をしてくれて、子ども用の自転車が3~4万円なら十分お買い得です。専門店で買っても、定価の中に作業工賃が含まれるので、定価以上に高くなることはありません。これで儲かるのか?と心配になってしまいますが。
ネット通販で買うと自分で全部組み立てても、乗りやすい、安全な自転車にはなりません。
あさひやホームセンターで買っても専門店のように丁寧には組んでいないので(自分で組むよりはよっぽど安全で速いですが)、自転車を買うなら個人の専門店がおすすめです。