クロスバイクのチェーンを錆びから守る方法
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クロスバイクのパーツの中で一番錆びやすい所がチェーンです。
自転車のチェーンを錆びから守る方法を紹介。
錆びる原因は?
鉄の自由電子が水に触れることで、腐食が発生します。
逆に言うと、水分が付着しなければチェーンが錆びることはありません。
さらに表面に傷が多ければ錆びは進行しやすくなります。
水分との接触を防ぐことがクロスバイクのチェーンを錆びから守ることにつながります。
金属が錆びるプロセスについて詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
水分をつけない方法
一番メジャーな方法が注油ですね。
チェーンの表面に膜を作ることで、水分との接触を防ぎ酸化鉄の発生を抑制します。
もう一つは保管方法です。
雨が降っている時に外に放置していればチェーンと雨水が接触し続けるので、一晩で茶色く錆びていることもあります。
最低限屋根のある所に保管しましょう。
屋根があっても屋外であれば雨の日は細かな水滴が浮遊してチェーンに付着して錆びてきます。
室内保管ができれば理想ですね。
注油を見直す
注油といっても自転車店に行けばいろんな種類の油が売っています。
お店では主に4種類が手に入ります。
- グリス
- 高粘度オイル
- 低粘度オイル
- ワックス
クロスバイクに一番おすすめなのは高粘度オイルです。
低粘度オイルやワックスルブは雨が降るたびに再注油が必要になるので面倒です。
CRC556なども低粘度オイルに分類されます。
グリスタイプは抵抗が大きく、塗布もしづらいです。
自転車用チェーンオイルは1本1000円程度です。
注油のコツ
チェーンへの注油は後輪のギアの上にあるチェーンにぽたぽたとオイルを垂らしながらペダルを逆回転させます。
この時に少しづつ絞り出すのがポイントです。
たくさんオイルを出すと飛び散ってホイールのブレーキ面にオイルが付着して止まらなくなってしまいます。
少しづつ塗布したあとは、キッチンペーパーやウエスでふき取って終了です。
チェーンの種類を見直す
チェーンには錆びやすい鉄のチェーンの他にニッケルで表面加工をした錆びにくいチェーンもあります。
BBBで販売されているチェーンのように、チェーンにフッ素コーティングをして錆びを防ぐモデルもあります。
ただ、これらのチェーンは価格は3倍程度するので、あまり現実的ではありません。
チェーン錆びてしまったらどうする?
クロスバイクのチェーンが完全に錆びてしまった場合は回復する手段はありません。
大人しく自転車店に持って行って新しいチェーンに交換してもらいましょう。
そのまま乗っていると、錆びたチェーンがギアを削って修理費用が高くついてしまいます。
うっすらと表面が肌色になっている程度であれば、オイルを塗布すればそのまま使うことも可能です。
それども一度錆びてしまうと錆びが加速しやすいので、交換をおすすめします。
チェーンの交換は部品代と作業費を含めて4000円程度です。