カノーバ―のクロスバイクを買って良いか考える CANOVER
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ネット通販で人気のカノーバーのクロスバイクの性能をチェック
カノーバーはネット通販専用に作られているクロスバイク。 他のネット通販クロスバイクと比較して、価格は高めでスペックも高めというのが特徴。 アメリカブランドのキャノンデール(CANNONDALE)と似ていますが、全く関係はありません。クロスバイクとは?
元々クロスバイクはオンロードを高速で走るロードバイクと山道をハードに走るMTBの間を狙って作れた自転車。 クロスバイクの価格帯は2万円から20万円までエントリーモデルからレース志向の高額品まで選べます。2万円のクロスバイク
AMAZONで買える2万円のクロスバイク。 一応2万円でもクロスバイクを買うことはできます。鉄フレームにシマノのママチャリ用変速機を組み合わせて、コストを抑えて作られます。 いわゆるルック車と呼ばれるカテゴリーです。
ルックとは、もともとMTBルック車という名前から来ていますが、MTBブームの時にホームセンターがママチャリパーツに太いタイヤを装着した激安品を販売した時の名前です。
見た目はMTBなのですが、素人から見ると フレームはJIS適合となっていても、その他のホイール、ハンドル、ステムなどが適合していない物がほとんど。
特に前ギアにあたるクランクはかなり細いものが多く、変速レスポンス以前に、折れてしまう事故も心配。
回転パーツの耐久性に関しては、通学で毎日使うと1年で要交換というか使い捨て。
週末に時々ぐらいなら2~3年ぐらいは持ちます。
サイズが1つしかない場合が多く、170cmぐらいの人であれば丁度いいですが、多くの人にとってはサイズが合わないので乗りづらい、 ネット通販で自転車を買うと全て自分で調整組み立てしないといけません。
ネット通販で買った自転車を組み立てた方のブログ↓ https://kurashini.com/bike4 ブレーキの調整、シートポストの固定、ホイールの固定、写真で見るだけでもグリスの塗布忘れやレバーの位置など、プロから見ると危ない自転車が組み立てられています。
自転車は工場では仮組状態で、自転車店で全て調整するようになっていますので、家電のように箱から出してすぐに乗れるようには絶対になっていません。
自転車店で勤務していた人以外は4万円以下のルック車クロスバイクはネットでは買わないようにしましょう。
同じネット通販でも、4万円以上の本格クロスバイクを販売している通販店で、一度開封して、ほぼ完成車状態で発送している店は大丈夫です。
下の写真のように全て調整を終えた状態で再梱包されるので、そのまま乗ることができます。
楽天でネット通販しているオートリック↓
5万円台のクロスバイク
5万円台になると、スポーツ用のクロスバイクと呼べるようになります。 軽量なアルミフレームに、サイズバリエーションが3~5種類選べて、専門店で販売されます。 変速はスポーツバイクのエントリーグレードのリア8段変速、フロントはあったり無かったりです。 欧米ブランドでは、日本よりも厳しい安全基準(ヨーロッパだとCEN、アメリカだとASTM)があり、欧米でも販売されているので、ハンドルやサドル、ホイールなど、各パーツで基準適合したものなので安心です。 日本にはJIS規格、SGマークなどの認証がありますが、スポーツ用自転車でこれらが取得されているものは皆無。 事実上のママチャリ専用規格となっています。 変速性能や耐久性、軽さなど、初めてクロスバイクを始める人向けのスタートラインとして、5万円台のクロスバイクが最低ラインであり、各社たくさんのモデルを揃えています。8万円のクロスバイク
世間では5万円台が入門用として紹介されますが、一番おすすめの価格帯として8万円前後という価格帯があります。 一番の違いはブレーキで、Vブレーキから油圧式のディスクブレーキが選択肢に入ってきます。 オートバイクや車では一般的なディスクブレーキですが、クロスバイクでも性能は圧倒的。 強力な制動力に加えて、雨の日でもコントロール性が高く安全性が高いです。 さらに、変速段数も増えてレスポンスも高まり、車体重量も1キロほど軽くなるので、本当に気持ちよく走れます。 5万円のクロスバイクを買う予算があるなら、もう少し背伸びして8万円まで行くと、別世界が待っています。 是非1度8万円クラスを試乗してみることをおすすめ。10万円以上のクロスバイク
10万円を超えてくると、MTBの本格的な変速機と軽量なカーボンフォークを装備したクロスバイクになります。 確かに変速レスポンスも良く、フォークの振動吸収性も良いですが、正直クロスバイクにはオーバースペック。 8万円と11万円の体感差はかなり少ないです。 フレームがカーボンになれば別物になりますが、価格が15万円以上を超えるので非現実的。 やはり一番オイシイ価格帯は8万円と言えます。価格帯別違い一覧
・ | 3万円 | 5万円 | 8万円 | 10万以上 |
サイズ | 1サイズ | 3~5 | 3~5 | 3~5 |
フレーム | 鉄 | アルミ | アルミ | アルミ |
フォーク | 鉄 | 鉄 | アルミ | カーボン |
リア変速 | 7 | 8 | 9 | 10 |
重量 | 13kg | 11kg | 10kg | 10kg |
ブレーキ | 激安V | Vブレーキ | 油圧ディスク | 油圧ディスク |
クロスバイクとロードバイクの違い
ロードバイクとの違いはハンドル形状と前傾姿勢、タイヤの幅です。 いずれも初心者が快適に乗れるように設計されているのがクロスバイクで、まっすぐなフラットハンドルに太めのタイヤなので、ママチャリから乗り換えても違和感が少ないのがクロスバイクのポイント。フラットハンドルとドロップハンドルの比較
左側がクロスバイクで使われるフラットハンドル、右側がロードバイクで使われるドロップハンドルです。 ブリヂストンのクロスバイクをフラットハンドルからドロップハンドルに変更するためのカスタムキットが販売されています。 フラットハンドルのメリットはハンドル位置が近い状態で、ブレーキと変速操作が行えること。デメリットは常に同じ位置を握っているので手や手首が疲れやすい点です。 ドロップハンドルはタイヤ幅の違い
23Cはロードバイク用、32Cや35Cはクロスバイク用です。 ロードバイクのイメージは高速走行を追求した細いタイヤですね。 タイヤの幅はCという単位で表されて、C=mmなので、23Cは23mmのタイヤ幅あります。 実際に23Cの細いタイヤは軽量で加速、高速巡行ともに得意です。 しかし乗り心地は非常に悪く、空気圧管理が大変で少なくとも2週間に1回は空気を補充する必要があります。 さらに細い溝などでハンドルを取られる可能性も高まります。 クロスバイクで使われる32Cタイヤの場合はクッション性もあり、空気圧管理も月に1回ペースでOK。 安定感もあるので、通勤通学には32Cか35Cのタイヤがおすすめです。クロスバイクのブランド
クロスバイクは アメリカ、ヨーロッパ、台湾、日本などを拠点にした多様な会社が作っています。 台湾中国系ブランド ジャイアント メリダ ヨーロッパ系ブランド ビアンキ ジオス ビーエムシー センチュリオン コルナゴ デローザ マジ― コラテック オルベア ピナレロ プジョー ラレー ユニベガ 日本ブランド ブリヂストン コーダブルーム ライトウェイ マルイシ トーキョーバイク ミヤタ パナソニック プログレッシブ アメリカブランド トレック シュイン スコット フジ キャノンデール スペシャライズド ジェイミス GT ハロー コナ フェルト マングース 折り畳みクロスバイクブランド ダホン KHS ブロンプトンCAC-027-DC ATHENA (アテナ)
定価7万円ぐらいですが、AMAZONでの実売32000円。
ディスクブレーキを装備したクロスバイク。
一番心配なのはディスクブレーキの交換用パッドがどうすれば入手できるのか分からない所。
販売元でも発表されていませんし、謎のブランドなのでスポーツバイクに強い店でも入手が不可能。
フロントクランクはノーブランド3段変速。
変速性能は期待してはいけません。
謎のディスクブレーキ。
CAC-027-DC ATHENA (アテナ)
メーカー希望小売価格 72,200円(税別)
商品名 CAC-027-DC ATHENA (アテナ)
サドルの高さ(地上より) 850-1020mm
タイヤサイズ 700x28C
クイックレリーズ 前輪のみ
ハンドルバーの材質 アルミ
フレーム材質 アルミ
ハンドルポストの材質 アルミ
フレームサイズ 470mm
ブレーキレバーの材質 アルミ
リム アルミ
シートポスト材質 アルミ
重量 12.9kg
シートポスト径 27.2
変速機 21段
適応身長 160cm以上
CAMT-043-DD ATLAS(アトラス)
カノーバーのクロスバイクの中で、アトラスはMTBに近いモデルです。
タイヤのサイズは昔のMTBと同じ26インチ。(今のMTBの規格は27.5か29が主流です)
太めのタイヤに加えて、フロントサスペンションもスペックされているので、乗り心地良好。
先ほどのクロスバイクアテナと同じく謎のディスクブレーキブランドなのでパッドが削れたらキャリパー丸ごとシマノなどに交換しないといけません。予算1万円程度。
リア変速はアルタスで5万円クラスのクロスバイクと同レベル。
メーカー希望小売価格 75,500円(税別)
商品名 CAMT-043-DD ATLAS(アトラス)
タイヤサイズ 26×1.95
カラー(品番) マットブラック(33734) ホワイト(33735) JAN CODE マットブラック(4544507046599) ホワイト(4544507046605)
サイズ(横×高さ×幅) 1725x1000x590mm
箱サイズ(横×高さ×幅) 1370x720x200mm
サドルの高さ(地上より) 800~900
適応身長 155cm以上
フレームサイズ 430mm
シートポスト径 27.2
重量 13.5kg
フレーム材質 アルミ
ハンドルバーの材質 アルミ
ハンドルポストの材質 アルミ
ブレーキレバーの材質 アルミ
リム アルミ
シートポスト材質 アルミ
変速機 24段
クイックリリース 両輪
CAC-028-CC KRNOS (クロノス)
カノーバーのクロノスはフラットバーロードタイプのクロスバイク。
軽量なフレームに細めのタイヤとロードバイク用のキャリパーブレーキをスペック。
シマノのエントリーグレードのシフター。
ブレーキはロードと同じキャリパーブレーキ。
リムが塗装されているので、あまりブレーキ性能は期待できません、
28Cタイヤと細めのタイヤなので高速走行は得意。
逆に乗り心地は悪く、空気を2週間に1回は入れないとパンクしてしまう。
CAC-028-CC KRNOS (クロノス)
メーカー希望小売価格 64,500円(税別)
商品名 CAC-028-CC KRNOS (クロノス)
サドルの高さ(地上より) 850~950
カラー(品番) ブラック(33992) ホワイト(33993)
サイズ(横×高さ×幅) 1710x950x570mm
タイヤサイズ 700x28c
クイックレリーズ 前輪のみ
ハンドルバーの材質 アルミ
フレーム材質 アルミ
ハンドルポストの材質 アルミ
フレームサイズ 470mm
ブレーキレバーの材質 アルミ
リム アルミ
シートポスト材質 アルミ
重量 12.5kg
シートポスト径 27.2
変速機 21段
適応身長 160cm以上
CAC-021 VENUS(ビーナス)
カノーバーのビーナスはより軽さを意識したクロスバイク。
重量11kgでアテナよりも1kg軽量。
変速はリア7段変速なので最低限。
フレームの溶接部分は綺麗に削られているので、見た目が良いです。
シフターは指で押すタイプで操作しやすくなっています。
CAC-021 VENUS(ビーナス)470mm
メーカー希望小売価格 109,500円(税別)
商品名 CANOVER(カノーバー)CAC-021 VENUS(ビーナス)
サドルの高さ(地上より) 870-1000
カラー(品番) ブラック(31050) レッド(31051)
サイズ(横×高さ×幅) 1660x940x575mm J
フレーム材質 アルミ
ハンドルバーの材質 アルミ
フレームサイズ 470mm
ハンドルポストの材質 アルミ
リム アルミ
ブレーキレバーの材質 アルミ
重量 11kg (ペダル・保安部品を取り外した状態)
シートポスト材質 アルミ
変速機 シマノ21段
シートポスト径 27.2
適応身長 160cm以上