キャノンデール クイックディスク5を買ってよいか考える QUICK DISC5

2019-08-22



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キャノンデールの定番クロスバイク クイックシリーズのエントリーモデル クイックディスク5を通勤、通学、ツーリング用に買ってよいか検討。

キャノンデール クイックディスク5 2020年インプレ

キャノンデールブランド

アメリカのコネチカット州にある駅、キャノンデールが会社名の由来。
CADDと名付けられている高性能アルミフレームがセールスポイント。
ヨーロッパのプロチームにも機材供給するなど、レースの世界でも活躍しています。

クイックディスク5の価格

価格は54000円
上位グレードのクイックディスク4になると

クイックディスク5のカラー展開

キャノンデール クイックディスク5 2020年インプレ キャノンデール クイックディスク5 2020年モデル cannondale quick disc5 の評判

クイックディスク5のフレーム性能

クイックはキャノンデールが得意な高品質アルミ素材を使用。
フレームの溶接面も綺麗に仕上げられています。
ケーブル類は内蔵式。内蔵式のケーブルは賛否両論あり、見た目をすっきりさせるために良いという声もありますが、フレームに穴をあけてカバーがあるので、逆に見た目が悪いという人もいます。
メンテンナンス時に誤って引き抜いてしまうとプロショップでも復帰が大変なので、メンテしづらいというデメリットもあります。
見た目は好みの問題なので、内装式、外装式のどちらが好みかは個人の判断ですね。

クイック5のフレーム性能

QUICK DISC5の変速性能

クイックディスク5はフロント2枚というエントリークロスバイクとしては珍しい組み合わせを採用しています。
キャノンデールクイックディスク5 2020年モデルの変速性能

普通の5万円クロスバイクのクロスバイクはフロント3枚、リア7か8なのですが、クイックはフロントの数を減らして2枚にしています。
2019年からシマノはフロント2枚を販売しだしたので、早速それを採用したようです。
ギヤはフロント2枚×リア7枚なので14段変速です。フロントが3枚あるクロスバイクと比較して走行範囲が狭いと感じるかもしれませんが、フロントの小さいギアが30T、大きいギアが46Tなので押さないといけないような坂でも上ることができます。
実際クロスバイクの一番小さいギアは全く使いません。フロントギア2枚の方が変速トラブルも少なく快適に使用できます。
リア7段のターニーは変速レスポンスも低くやや物足りない所ではあります。
細かい所ではギアはシマノ、BBはタンゲブランドを使用しているので、耐久性は安心できます。

上位モデルのクイックディスク4になるとフロントシングルでリアが9段ワイドギアという組み合わせになります。
走破性という意味では下位モデルの5の方が優れていますね。
クイック4はシフターもディレーラーもマイクロシフトというのが変速性能のレスポンスが悪いので敬遠したい所。

クイック5のブレーキ性能

最大のセールスポイントであるディスクブレーキはプロマックスのメカニカルディスクブレーキです。キャノンデールクイックディスク5 2020年モデルブレーキ性能
ディスクブレーキとはいえ、機械式ディスクブレーキなので制動力に期待してはいけません。
機械式ディスクブレーキとは、ブレーキレバーからキャリパーまでの伝達をワイヤーで行うタイプのブレーキで、油圧式ブレーキと比べて制動力が良くありません。
Vブレーキと比較しても、最大の制動力は負けます。コントロール性はそこそこあるのですが、最大制動力が弱いので結局めいっぱい引っ張るだけという感じになります。
機械式にもメリットはあり、雨の日はVだと泥や砂が噛みこんで効きが大幅ダウンしリムを攻撃してしまいますが、ディスクブレーキなら制動力の減少も少なくブレーキングも安定してくれます。

ブレーキ性能を考えると上位モデルのクイックディスク4が油圧式なので良さそうですね。

クイック5の耐久性

キャノンデール クイックディスク5 2020年インプレ
耐久性でポイントになるのは主にハブ、BB、ヘッドセットなどの回転部分です。
そのあたりは良く作られています。BBはシマノではありませんがそれに並ぶ耐久性があるタンゲのBB。
ハブはフォーミュラでシマノに劣りますが、そこそこ耐久性あり。
ヘッドセットもシールドベアリングを使っているのでグリスも抜けづらいです。
総合的に耐久性は高めのパーツが使われています。

クイック5の乗り心地

クイック5には幅広の35Cタイヤが装備されているので、歩道の段差や荒れた舗装、ちょっとした砂利道でも安心して走ることができます。
タイヤのグレードにもこだわりがあり、他のクロスバイクは安くて重いケンダのK193がメジャーな中、パンク防止ベルトがあり、乗り心地も良いシュワルベのスパイサータイヤをスペック。

クイック5のタイヤ性能
デフォルトのハンドル幅は640mmとかなり長いのでお店でカットしてもらうのがお勧め。
重量に関しては、ディスクブレーキで35Cタイヤなので12kg程度だと予想しますが、正式な数値は公表されていません。

クイック5のフルスペック

フレーム
SmartForm C3 Alloy, SAVE, tapered head tube, Straightshot hidden cable routing, flat mount disc, rack/fender mounts, 360° reflectivity

フォーク
Chromoly, 1-1/8″ steerer, flat mount disc, fender mounts, 360° reflectivity

リム
Cannondale Disc, double wall w/eyelet, 32h

ハブ
(F) Sealed Alloy Disc, QR / (R) Formula QR

スポーク
Stainless steel, 14g

タイヤ
Schwalbe Spicer, 700 x 35c, K-Guard, reflective strip

ペダル
Cannondale Fitness

クランク
Shimano Tourney, 46/30

ボトムブラケット
Tange Cartridge

チェーン
KMC Z51, 7-speed

リアコグ
Shimano HG200, 12-32, 7-speed

フロントディレーラー
Shimano Tourney, 31.8 clamp

リアディレーラー
Shimano Tourney TX

シフター
Shimano M315 Rapidfire Plus, 2×7

ハンドルバー
6061 double-butted, 25mm rise, 8° sweep, 6° rise, 640mm

グリップ
Cannondale Ergo Fitness Dual Density, lock-on

ステム
6061 Alloy, 31.8, 8°

ヘッドセット
FSA Sealed Bearing, Integrated, 1-1/4″-1-1/8″

ブレーキ
Promax mechanical disc, 160/160mm rotors

ブレーキレバー
Promax

サドル
Cannondale Fitness Ergo Double Density

シートポスト
6061 Alloy, 27.2 x 350mm

サイズ
S, M, L, XL

エクストラ
Cannondale Wheel Sensor

キャノンデールクイック5公式サイト

https://www.cannondale.com/ja-JP/Japan/Bike/ProductDetail?Id=c08e7c76-6088-45ef-9e50-5df11ab392ce&parentid=undefined

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2019-08-22キャノンデール

Posted by クロスバイク