ルイガノのクロスバイクセッターを買ってよいか考える　SETTER

2019-09-01

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Contents

1. ルイガノのクロスバイクセッターシリーズのスペック、耐久性、乗り心地をチェック。

ルイガノのクロスバイクセッターシリーズのスペック、耐久性、乗り心地をチェック。

良い所：豊富なサイズとカラー
悪い所：劣化しやすいタイヤとクランクサイズが１つだけ

セッターの価格

セッターは8.0と9.0の2モデル展開です。
8.0が54000円
9.0が59000円
似たスペックのエスケープR3が52000円、ジオスミストラルが50000円なので、ほぼ同価格滞ですが1割ほど高いですね。

セッター8.0のカラー展開

セッター8.0は豊富な9色から選べるのはうれしいですね、オーソドックスなブラックやホワイトだけでなく、グリーン、ミント、パープル、イエロー、オレンジ、レッドのようなポップなカラーも選べます。

セッター９.0との違い

セッター8.0と9.0は同じフレームを持つ兄弟車。

9.0になると4000円アップで重量は500g軽量になります。
重量差の原因になっているのがSRSUNTOURの軽量クランクセット、軽量ホイール、細いタイヤです。
特に9.0は28Cの細いタイヤを装備していますので、乗り心地が硬くなる代わりに軽量になります。
グレードが上というよりも、フラットバーロードのような軽量仕様にしているのがセッター9.0です。
自転車通勤や通学なら乗り心地が良い8.0がお勧め。
9.0は軽量さを活かした1日ツーリングメインの人に良いですね。

セッターのフレーム設計

セッターはは370とかなり小さなサイズから展開があるのが特徴。
370というのはBBからサドルが入る上部までの長さでクロスバイクのサイズを決めています。
エスケープR3の最小サイズが430mmなので、60mmも小さいです。

ただ、最小サイズの370mmは700cホイールのクロスバイクではかなり無理なサイズで、ヘッドアングル69.3、オフセット60ｍｍと極端なフロント設計なので直進安定性が高い反面、ハンドルを切り始めると一気に切り込んでいくので乗りづらいです。
身長155cm以下の人は小さな26インチホイールを装備したトーキョーバイクや24インチのライトウェイの方が自然な乗り味でお勧めです。

TOKYOBIKE

RITEWAY

セッターの変速性能

変速性能を決めるディレーラー、ギア、変速レバーのスペックは、5万円のクロスバイクとしてはもう少し頑張ってほしい所。

ディレーラーのグレードはアルタスで良いのですが、フロントギアはSRSUNTOURで変速レスポンスは低め。
サイズ展開が4つもあるのに、クランク長が170mm１つしかないのもダメ。
ペダリング効率を左右する部分なので、ちゃんとサイズごとに展開してほしい所。
クランクのサイズバリエーションが一番しっかりしているのはライトウェイブランド、152mm～170mmまでしっかりサイズを刻んでいます。

MAIN COMPONENTS SHIMANO ALTUS(24 SPEED)
CRANK SET (LENGTH) SR SUNTOUR XCE-T318 48X38X28T(170mm)
FRONT DERAILLEUR SHIMANO TOURNEY
REAR DERAILLEUR SHIMANO ALTUS
SHIFTER SHIMANO SL-M310
FREE WHEEL SHIMANO CS-HG31 11-32T 8SPD
CHAIN KMC

セッターの耐久性

クロスバイクの耐久性のポイントは回転部分です。
ペダルの回転を支えるBBはFSA製で及第点。
ハブはシマノ製を採用しているので耐久性高く、修理も容易なので良いですね。
FSA BB-7420ST 113mm(68mm)
HUB F:ALLOY QR 32H R :SHIMANO FHTX505 QR 32H

セッターの乗り心地

8.0は32Cタイヤを装備しているのでクッション性は標準レベル。
心配なのがクリームタイヤで、黒のタイヤに比べて劣化が非常に速いです。
タイヤが硬くなると乗り心地も悪くなってきてしまい、硬くなったタイヤはグリップ力もダウンします。
見た目はかわいいのですが、安全にかかわる部分なのでタイヤは溝のあるなしにかかわらず、購入後1年以内に黒のタイヤに交換しておきたいですね。