キャノンデールのクイック7か4かエスケープR3かミストラルどれを買うのが正解?QUICK7
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キャノンデールのクイック7とエスケープR3やミストラルを比較しながらどちらが自転車通勤に向いているかインプレッション
キャノンデールのクイック7は街乗り用に設計されたクロスバイク。
クイックは7の上位モデルとしてクイックディスク4のグレードがあり、価格差は3万円で結構離れています。
同等の価格帯のクロスバイクであるジャイアントのエスケープr3やジオスのミストラルなどと比較して、どちらを買った方が幸せになれるかチェックします。
クイック7の価格比較
2019年モデル
クイック7 55000円
クイックディスク4 75000円
2018年モデル
キャノンデール クイック7 2018年 55000円
キャノンデール クイック6 2018年 59000円
エスケープR3やジオスミストラルなどと比較すると価格はやや高め。
ブランド | モデル名 | 価格 |
ジャイアント | エスケープR3 | ¥52,000 |
ビアンキ | CSPORT1 | ¥59,800 |
ビアンキ | ローマ4 | ¥75,000 |
ブリヂストン | F24 | ¥52,800 |
コーダブルーム | レイル700A | ¥45,000 |
トレック | FX1 | ¥45,000 |
トレック | FX2 | ¥57,000 |
ライトウェイ | シェファード | ¥56,000 |
ライトウェイ | シェファードシティ | ¥57,800 |
ジオス | ミストラル | ¥51,000 |
フジ | パレット | ¥57,000 |
キャノンデール | クイック7 | ¥55,000 |
トーキョーバイク | 26 | ¥68,000 |
フジ | ライズ | ¥59,000 |
スペシャライズド | シラス | ¥58,000 |
カラー展開
クイック7 2019年モデル
2018年モデルクイック6
クイックの重量
2019年モデルのクイック7の重量は12.2kg。日本では重量が公開されていませんが、海外では12.2kgとして表示されています。
エスケープは10.7kgで1.5kgもの差があります。
ジオスのミストラルとも1.4kgの差。
クイック7はタイヤの幅が35Cと太めなので細いタイヤのエスケープなどと比較すると、重量面では不利。
タイヤが太いということは、乗り心地がとても良いということです。
同じ太めのタイヤで考えると、ライトウェイのシェファードも38Cタイヤを装着していますが、かなり軽くて10.1kg。
ブランド | モデル名 | 価格 | 重量 |
ジャイアント | エスケープR3 | ¥52,000 | ☆10.7kg |
ビアンキ | CSPORT1 | ¥59,800 | – |
ビアンキ | ローマ4 | ¥75,000 | – |
ブリヂストン | F24 | ¥52,800 | 11.7kg |
コーダブルーム | レイル700A | ¥45,000 | 11.1kg |
トレック | FX1 | ¥45,000 | 12.55kg |
トレック | FX2 | ¥57,000 | 11.68 kg |
ライトウェイ | シェファード | ¥56,000 | ☆10.1kg |
ライトウェイ | シェファードシティ | ¥57,800 | 10.9kg |
ジオス | ミストラル | ¥51,000 | 10.8kg |
フジ | パレット | ¥57,000 | 10.8kg |
キャノンデール | クイック7 | ¥55,000 | 12.2g |
トーキョーバイク | 26 | ¥68,000 | 11.4kg |
フジ | ライズ | ¥59,000 | 10.8kg |
スペシャライズド | シラス | ¥58,000 | 12.3kg |
モデルの基本設計
キャノンデールのクロスバイクとしてはクイック7はエントリーグレードですが、クロスバイクの中では中級クラスの位置づけ。
アメリカブランドのキャノンデールは高性能なアルミフレームを作るのが得意なので、フレームの性能は折り紙付き。
タイヤはやや太めで自転車通勤にそのまま使える乗り心地と耐久性。
QUICK7を休日の運動に使うなら
週末のフィットネスが目的なら軽さ、スピードよりも乗り心地が重要。
太めの35Cタイヤで気軽に運動するのに最適な乗り心地です。
ライディングポジションもリラックスしているので、休日の運動にはピッタリ。
自転車通勤に使うなら
クロスバイクで通勤するなら積載力と雨の耐久性が重要。
リアはキャリアの取り付けが可能で、フロントも簡易なキャリアと前かごがつけられるので、パソコンや着替えがあっても大丈夫です。
ダボ穴が1つしかないので、リアはキャリアとフルフェンダーの同時使用はできないので、注意が必要です。
雨の日の耐久性で言えば、BBはタンゲ製で耐久性は良好。
ホイールのハブはノーブランドでどれだけ耐久性があるか未知数、修理品の入手が難しいのでホイールトラブル時は全交換が必要。
買い物に使うなら
買い物でクロスバイクを使うなら積載力と安定性が重要。
リアはキャリアの取り付けが可能で、フロントも簡易なキャリアと前かごがつけられるので、パソコンや着替えがあっても大丈夫です。お買い物にも向いています。
1日のツーリングで使うなら
長距離を走るなら走りの軽さが重要。
速く遠くに行くにはタイヤがやや太めで重い。
フロントの変速性能もSRSUNTOURのXCMで値段の割にはあまり良くない。
長距離を走ると変速回数も多くなるので、ツーリングメインならもう少しスピードを追及したエスケープRXなどが良い。
クイック7とエスケープ、ミストラルとの違い
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フレーム性能
クイック7とエスケープR3のフレーム性能を比較。
エスケープとクイック7はがハイドロフォーミングでヘッドチューブ周りを広げて作っているので、1段上です。ジャイアントの方がわかりやすく広げていますね。
ミストラルはアルミのスタンダードな丸パイプです。
クイック7
エスケープR3
ジオスミストラル
どちらもアルミ素材の軽量なフレームで、お互い独自の名前をつけていますが、同じアルミ素材です。
どちらもリアキャリアに対応するダボ穴が付属します。
フレームとフロントホイールをつなぐフォーク性能
クイック7もエスケープR3もミストラルスチール=鉄素材。
鉄フォークは価格が安いですが、重量が重く反応も鈍い。
どちらもエンドにフェンダー固定用のダボ穴があるので泥除けの取り付けが可能。
5万円クラスのフォーク性能比較
軽量で反応性の良いアルミフォークを採用しているブランドは少ないです。
ブランド | モデル名 | 価格 | フォーク |
ジャイアント | エスケープR3 | ¥52,000 | 鉄 |
ビアンキ | CSPORT1 | ¥59,800 | 鉄 |
ビアンキ | ローマ4 | ¥75,000 | 鉄 |
ブリヂストン | F24 | ¥52,800 | 鉄 |
コーダブルーム | レイル700A | ¥45,000 | 鉄 |
トレック | FX1 | ¥45,000 | 鉄 |
トレック | FX2 | ¥57,000 | アルミ |
ライトウェイ | シェファード | ¥56,000 | アルミ |
ライトウェイ | シェファードシティ | ¥57,800 | アルミ |
ジオス | ミストラル | ¥51,000 | 鉄 |
フジ | パレット | ¥57,000 | 鉄 |
キャノンデール | クイック7 | ¥55,000 | 鉄 |
トーキョーバイク | 26 | ¥68,000 | 鉄 |
フジ | ライズ | ¥59,000 | 鉄 |
スペシャライズド | シラス | ¥58,000 | 鉄 |
前ギアのクランク性能
エスケープR3とクイック7の最大の違いがフロントの変速性能。
クイック7はシマノのFC-TY501に対してエスケープは低価格と軽さが売りのプロホイールを採用。
シマノのクランクの方が踏んだ時の剛性が高く、変速のレスポンスも高いので、クイック7の方がお勧めです。
キャノンデールクイック7のクランク
エスケープR3のクランク
他ブランドとのクランク性能比較。
ブランド | モデル名 | 価格 | クランク |
ジャイアント | エスケープR3 | ¥52,000 | プロホイール |
ビアンキ | CSPORT1 | ¥59,800 | ☆シマノTY301 |
ビアンキ | ローマ4 | ¥75,000 | ☆シマノTY501 |
ブリヂストン | F24 | ¥52,800 | ☆シマノTY501 |
コーダブルーム | レイル700A | ¥45,000 | ホイールトップ |
トレック | FX1 | ¥45,000 | ノーブランド |
トレック | FX2 | ¥57,000 | ノーブランド |
ライトウェイ | シェファード | ¥56,000 | ラスコ |
ライトウェイ | シェファードシティ | ¥57,800 | ☆シマノ |
ジオス | ミストラル | ¥51,000 | ☆シマノ |
フジ | パレット | ¥57,000 | ☆シマノ TY-701 |
キャノンデール | クイック7 | ¥55,000 | ☆シマノ |
トーキョーバイク | 26 | ¥68,000 | ノーブランド |
フジ | ライズ | ¥59,000 | ☆シマノ |
スペシャライズド | シラス | ¥58,000 | ☆シマノTY501 |
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チェーンの位置を動かす変速性能
QUICK7 Shimano HG-31 11-32, 8-speed + ACERAディレーラー
エスケープR3はアルタスグレード。
こちらもクイック7の方が1段上のグレードを採用しているので変速性能は高め。
実際はリアのディレーラーはアセラもアルタスも体感できるほどの差はないので決定的な差ではありません。
ブレーキ性能
クイック6もクイック7もCannondale Mini V, Cartridge Pads
ノーブランド品のブレーキにキャノンデールロゴをつけたコストカット品。
あまりカチッとした効きは期待できません。
エスケープも同じくテクトロのVブレーキなので、ノーブランド品とそれほど性能差はありませんが、少しだけタッチが良いです。
やはりVブレーキは元々シマノが最初に開発し、特許を持っているので性能が高いです。
他ブランドとのブレーキ性能比較
ブランド | モデル名 | 価格 | ブレーキ |
ジャイアント | エスケープR3 | ¥52,000 | テクトロ |
ビアンキ | CSPORT1 | ¥59,800 | テクトロ |
ビアンキ | ローマ4 | ¥75,000 | テクトロ |
ブリヂストン | F24 | ¥52,800 | ☆シマノ |
コーダブルーム | レイル700A | ¥45,000 | ☆シマノ |
トレック | FX1 | ¥45,000 | テクトロ |
トレック | FX2 | ¥57,000 | テクトロ |
ライトウェイ | シェファード | ¥56,000 | ☆シマノ |
ライトウェイ | シェファードシティ | ¥57,800 | ☆シマノ |
ジオス | ミストラル | ¥51,000 | ☆シマノ |
フジ | パレット | ¥57,000 | テクトロ |
キャノンデール | クイック7 | ¥55,000 | テクトロ |
トーキョーバイク | 26 | ¥68,000 | テクトロ |
フジ | ライズ | ¥59,000 | ノーブランド |
スペシャライズド | シラス | ¥58,000 | ノーブランド |
回転を支えるハブとホイール性能
キャノンデールオリジナルホイールですが、Cannondale C4, double wall, 32-holeで二重壁になっているリムで強度が強い。
回転部分はAlloy, sealed, loose ball bearings, QR, 32hでノーブランド品なので耐久性は未知数。書いてないということは、あまり良くないと思った方がよい。
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地面との接地を支えるタイヤ性能
クロスバイクとしては太めのKenda K192, 700x35cで乗り心地が良い。
通勤、フィットネスにはこれぐらいの幅が最適ですが、35Cタイヤは重いのがデメリット。
K192だと片側で480gもあります、ジャイアントのエスケープの28Cタイヤだと385g。
わずか100gの差ですが、ホイールの外周にあるタイヤはフレーム重量に比べて10倍の影響があります。
それでも段差の吸収力や、溝を走った時のの安全性、空気入れの手間、パンクのリスクを考えると35Cの方がお勧めです。
スピードを求めたいという方は28Cを選びましょう。
クイックシリーズ総合評価
コスパ | ☆☆☆ |
高速走行 | ☆☆ |
快適性 | ☆☆☆☆☆ |
軽さ | ☆☆ |
丈夫さ | ☆☆☆ |