GTのグレードFBコンプを徹底レビュー GRADE FB
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GTのクロスバイク グレードFBのフレーム設計、装備、オプション装備の幅、メンテナンスのやりやすさ、耐久性をプロの視点で分析。
GTブランドの特長
GTはアメリカのMTB系ブランドで、丈夫なバイク作りに定評がある。
1970年代にBMX製造からスタートしたGTはMTBが生まれる前からレース機材のバイクを作り続けてきた歴史あるブランド。
GTのコンセプト～常にレースの最前線でトライ＆エラーを繰り返し、開発へのフィードバックを続けてきました。世界最高の”FAST”なバイクを創る集団である事。
モデルの基本設計
一見すると軽量な細身のスピードバイクのように見えますが、タフな走りができる頑丈なフレームが特長。
GRADEの設計はリア三角の強度を上げたトリプルトライアングル形状で、変形が少なくライダーの力を逃がさない。
オンロード向けのタイヤを装備していますが、フレームの強度はオフロードも対応できるようになっているので、耐久性が高く丈夫。
トップチューブが地面と水平な美しいホリゾンタルフレーム。
フレームとフォークの接続点はインテグラルヘッドセットで、ヘッドからフォークにかけて流れるような美しい仕上げ。
休日の運動に使うなら
GRADE FBは標準で700x28cを装備しているので巡行速度が速い。
振動吸収性の高いリア三角フレームなので長距離乗っても疲れにくい。
自転車通勤に使うなら
キャリア取り付け用のダボ穴がついているので、大きな荷物を運ぶことも可能。
通勤に使うにはややスポーティーすぎるタイヤ幅。
オプションで装備できる物
リアにキャリア用のねじ穴があるので、リアキャリアの取り付けOK。
＊サドル側にはねじ穴が無いのでシートステーにバンドで止めるタイプのキャリアかシートポストクランプと一体になっているラックマウントが必要。
リアのダボ穴は1か所だけなので、キャリアとフルフェンダーの共存は不可能。
フロント側にも1か所ダボ穴があるのでフルフェンダーの取り付けが可能。
キックスタンドはフレーム強度が高いので一般的なクロスバイク用の挟み込むタイプでOK。
標準的なハンドル、シートピラーなので、フロントとリアのライトはどんなモデルでも取り付け可能。
サドルレールも標準的な2本タイプでサドルバッグも何でも装着できる。
ドリンクボトルを入れておくボトルケージはダウンチューブ、シートチューブの2か所に取り付け可能。
リクセンカウルのようなハンドルバー固定式であれば、カゴ(バスケット)も取り付けられる。
スピードメーター(サイクルコンピューター)はどんなモデルでも取り付け可能。
ポジションを増やすためのバーエンドもモデルを問わず取り付けられる。
壊れた時の補修対応
補修品が無くて修理に困りそうなパーツは以下の３つ
・フォーミュラのフロントハブ
・フォームラのリアハブ
・ホイールのリム
上記のパーツ以外、特殊な部品は使われていないので部分的に壊れた所は交換すればそれほど大きな費用はかかりません。
グレード フラットバー 2016年モデルのスペック特徴
価格¥79800
クロスバイクとしてはやや高めの価格帯。
5万円台のクロスバイクと比べると、以下の点でメリットがあります。
・シマノの高いグレードの変速機でスムーズな変速。
・雨の日もブレーキ力の安定したディスクブレーキ
・軽量なカーボンフォーク
・フレームとフォークの一体感
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フレームとフロントホイールをつなぐフォーク性能
Grade Carbon 1 1/4-1 1/8″ threadless alum steerer
ブレードはカーボン素材。
フレームに挿入されるコラムはアルミ素材。
クロスバイクには珍しい上下異径のコラムで、ロードバイクのミドルグレードに採用されるテクノロジーを装備。コーナリングの安定感が高い。
前ギアのクランク性能
Shimano FC-M311 48/38/28T
シマノのギアクランクで変速はスムーズ。
チェーンの位置を動かす変速性能
ディレーラーはシマノのアセラグレード。
変速に深刻な影響はありませんが、リアのギアはグレードの低いサンレースの8段ギアでコストカットされています。
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ブレーキ性能
Tektro Mechanical Disc brake、160mm rotor
テクトロブランドの機械式ディスクブレーキを装備。
ディスクブレーキは雨の日も制動力が落ちにくいので、自転車通勤にはおすすめのスペック。
半面機械式ディスクブレーキはケーブルで作動させるので、ブレーキ力の最大値はVブレーキに劣る。
制動力に不満があれば、キャリパーをAVIDのBB7に交換すればカチッと効かせることも可能。
ハンドル形状
やや上に持ち上がっていますが、ほぼ真っすぐなハンドルバー。
回転を支えるハブとホイール性能
フォームラのハブを装備しているディスクブレーキ太陽ホイール。
耐久性は悪くないですが、細かな補修パーツの入手性は良くない。
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地面との接地を支えるタイヤ性能
幅28Cでやや細めのサイズ。
軽い漕ぎ出しとスピードの維持がやりやすいのがメリット。
エアボリュームが少ないので、歩道などの段差衝撃をまともに受けてしうのがデメリット。
グレードFB 2016年モデル総合評価
| コスパ | ☆☆☆ |
| 高速走行 | ☆☆☆☆☆ |
| 快適性 | ☆☆ |
| 軽さ | ？ |
| 丈夫さ | ☆☆☆☆☆ |
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